イルカの聖地 天草
熊本県、天草市にある通詞島(つうじ島)沖には、野生のイルカがすぐそばに生息しています。約150~200頭ともいわれるミナミハンドウイルカたちは、有明海のなかでもとくに、天草の二江というエリアで過ごすことが多く、陸からでも肉眼で見えるほど沿岸で自由に泳いでいます。イルカたちは、この海で生まれこの海で生涯を過ごす定住型であり、長い歴史のなかで地域の人々と共生してきました。
くまもと アイランドキャンパス
この事業では、通詞島と通詞島沖をキャンパスとみたてた体験型のプログラムを提供していきます。これまでは見るだけの観光でしたが、そこに教育的付加価値や、研究プログラムの体験をして楽しんだり、SDGsを学ぶフィールドとしても役目を果たしていきます。
くまもとアイランドキャンパスで開催されるプログラムは、参加するだけでSDGsの活動となります。さらに、参加料の一部は、天草イルカラボの活動を支援します。
天草イルカラボ
人が自然を利用して事業を行う上で、自然への配慮なしに継続することはこれからますます難しくなります。そして現代は、事業活動が社会、経済、環境にとって良い影響になることが求められています。
このプログラムは、人にもイルカにも優しい海の実現を目指す、天草イルカラボ の活動とリンクしながら運営されています。
くまもと アイランドキャンパス
特徴まとめ
自然に配慮した事業の提言と具現化
イルカを学びのパートナーとして、大きな視点でイルカの海を学ぶ
遊びながら学ぶ、体験型のプログラム
参加することそのものが、SDGs活動への参加
天草イルカラボとの連携
そのほか、順次下記のような企画も考えています!
・ 地域の子どもたちや訪問客に向けた、イルカ教室の開催
・ 滞在型のイルカキャンプ
(イルカガイド体験、ビーチクリーン、課題解決ディスカッション、研究活動参加など)
・ イルカの生態調査体験(個体識別、ドローンや水中マイク、定点カメラ、夜間調査)
・ユメールを活用し、イルカレクチャールームやギャラリー、キッズスペースなどをつくる
・ イルカガイドを養成し、アンバサダーとして新しいスタッフを育てる
・ 通詞島~周辺地域において、フットパスルートやサイクリングルートを展開
人間が楽しめばそれでいい、というレジャー優先の時代から一歩前進したい。そんな願いを心に強くもちながら、ゲストの皆さんにレクチャーやガイドを開催しています。
イルカたちにとって安全で快適な海は、私たち人間にとっても価値ある海、恵みの海であるはずです。もちろん人の考え方や行動には千差万別の理屈も事情もあり、それも多様性。事業活動の方向性については正解も、正義さえも明確に定義したり示すことは不可能です。
それでも、イルカたちの気持ちを察すること、環境について少し考えること、そんなちょっとした視野の拡大や、自分の生き方を問い直すような時間を共有することができたら、と思っています。
イルカたちが、これからも天草の海で自由にのびのびと暮らせるように。
そしてこの海が
【世界で一番イルカに優しい地域】
と評判になるような!
そんな「イルカの聖地」として、ふさわしい姿に一緒に成長していきましょう。
賛同者の協力、御寄付のお願い
今後の展望に御共感頂ける方々へ、ぜひ活動の主体者としての参加、ご協力を心よりお願い申し上げます。天草の未来のため、この事業が発展するには皆様のお力添えが必要です。場所の提供や、講師、スタッフとしてのご参加に加え、資金面でもご支援頂けるよう、よろしくお願いいたします。
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